宮本輝の100字レビュー

プロフィール&ガイド

宮本輝(みやもとてる)―1947年兵庫県弓木町生まれ。本名は宮本正仁。追手門学院大学文学部卒業。正調な日本文学。1977年「螢川」で第78回芥川賞、2003年『約束の冬』で第54回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

奇抜を嫌って王道一直線の作品群。どれもじんわりと効くタイプ。初めて手に取る人には、僕が一番好きというだけの理由で『錦繍』をおすすめするが、どれでもいい。要するにどの作品でも、宮本輝の作風を知るのに不適という作品はないという認識。もう少数派でしょうか? 原稿用紙に万年筆で書く作家です。

宮本輝書評ページ

最新書評:2007年6月10日

最近読んだ宮本輝の本

『異国の窓から』

表紙

発行
1988年1月 光文社 263頁 絶版 購入
発行
1991年8月 角川文庫 254頁 品切 購入
発行
1996年2月 文春文庫 266頁 470円 購入
発行
2003年1月 光文社文庫 271頁 500円 購入
NDC
915(日本文学>日記 書簡 紀行)
目次
ニュールンベルクへ / レーゲンスブルクへ / バイエルンの村々 (ほか)
所要
1時間40分
評価
★★★

『ドナウの旅人』取材のためドイツからルーマニアへドナウ川を辿る道中を旅行記にしたもの。壁崩壊前の東欧の緊張感みたいなものはあるが、それよりもわがままな作家に同行する担当者は大変だねぇってことのほうが。

『天の夜曲 流転の海第四部

表紙

発行
2002年6月 新潮社 457頁 2100円 購入
発行
2005年4月 新潮文庫 591頁 780円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
天の夜曲
所要
6時間30分
評価
★★★★

富山に越した母息子と、大阪を拠点に中古車業を起こす父。強い意志で運をなぎ倒してきた熊吾に運命が反撃と押し寄せる。踊り子あけみのエピソードはその狼煙か。年を取り、力の衰えも見える独り言の痛々しさが魅力。

宮本輝を読んだことがないなら・・・

初めて手に取るならこれ!

表紙

『錦繍』

マイベスト作ならこれ!

表紙

『錦繍』

客観的代表作はこれ!

表紙

『流転の海』

まずはここからどうぞ。

宮本輝 +α情報

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