最近読んだ中上紀の本
『いつか物語になるまで』

- 発行
- 2004年6月 晶文社 213頁 1680円 購入
- NDC
- 914(日本文学>評論 エッセイ 随筆)
- 目次
- 優しい嘘からはじまること / パスポートの来た道 / 旅の部屋から
- 所要
- 2時間30分
- 評価
- ★★★
旅の話や家族の話などを淡白に語るエッセイ集。ウェブ連載ということもあってか肩張らないムードだが、国際文芸プログラム招聘によるアイオワ滞在だったり、マンゴー花粉症だったり、そんな種類の一風変った日常か。
『夢の船旅 父中上健次と熊野』

- 発行
- 2004年7月 河出書房新社 151頁 1365円 購入
- NDC
- 910(日本文学>日本文学)
- 目次
- 私の原風景「国道四二号線」 / 父の残映 / 熊野の胎動 (ほか)
- 所要
- 1時間30分
- 評価
- ★★★
「父と熊野」に本腰入れて向かい合った初めての書。血族の業を描いた健次がその娘によって描きなおされるとき、また新たな熊野が現れる。社に祭りに蝉の声、なんて深い森の国か。『鳳仙花』ほかの読解も充実してる。