『佐藤君と柴田君』

- 発行
- 1995年2月 白水社 212頁 絶版 購入
- 発行
- 1999年7月 新潮文庫 225頁 絶版 購入
- 共著
- 共著:佐藤良明
- NDC
- 914(日本文学>評論 エッセイ 随筆)
- 目次
- 自転車&ザ・ナップザック / 京浜工業地帯のターナー / 見つからなかったトムとジェリー (ほか)
- 評価
- ★★★
「東大の先生」たる二人の飄々とした味の交換エッセイ。もちろん翻訳や英語教育にまつわる話もそつなく入ってるのだが、「学者」という差別用語から自由になるためか、中年男のつぶやき系軽い読み物に仕立てている。
『翻訳夜話』

- 発行
- 2000年10月 文春新書 245+15頁 777円 購入
- 共著
- 共著:村上春樹
- NDC
- 801(言語>言語学)
- 目次
- フォーラム1 柴田教室にて / フォーラム2 翻訳学校の生徒たちと / 海彦山彦 村上がオースターを訳し、柴田がカーヴァーを訳す (ほか)
- 評価
- ★★★
「翻訳」自体を楽しんでしまう二人による対談あるいは講義。柴田がカーヴァーを、村上がオースターを訳した競訳での論議も「僕」「私」の選択などかなり実践的。翻訳家を目指す人には興味深いものではないだろうか。
『サリンジャー戦記 翻訳夜話2』

- 発行
- 2003年7月 文春新書 247頁 777円 購入
- 共著
- 共著:村上春樹
- NDC
- 933(英米文学>小説 物語)
- 目次
- ライ麦畑の翻訳者たち―まえがきにかえて(村上春樹) / 対話1 ホールデンはサリンジャーなのか? / 対話2 『キャッチャー』は謎に満ちている (ほか)
- 評価
- ★★★
「キャッチャー・イン・ザ・ライ」翻訳をめぐる対談。これまでの呪縛からホールデンを、そしてサリンジャーを解き放つような詳細な読解がある。「キャッチャー」に付記するのを拒絶された「訳者解説」掲出が目玉か。
『柴田元幸と9人の作家たち ナイン・インタビューズ』

- 発行
- 2004年3月 アルク 301頁 2625円 購入
- NDC
- 930(英米文学>英米文学)
- 目次
- 1 シリ・ハストヴェット / 2 アート・スピーゲルマン / 3 T・R・ピアソン (ほか)
- 所要
- 2時間20分
- 評価
- ★★★
現代アメリカ文学者へのインタビュー集。どれも社会的な深度を持った話なので、作品読んでみたくなる。特にパワーズの世界観が好み。おまけ的に村上春樹の対話も。英語教材として作られており英文掲載&音声CD添付。