篠原一の100字レビュー

プロフィール&ガイド

篠原一(しのはらはじめ)―1976年千葉県生まれ。本名は町口文子。立教大学大学院文学研究科在籍中。1993年『壊音』で第77回文学界新人賞受賞。

女子高生作家として騒がれたのは綿矢りさよりもこの人が先駆。世紀末的退廃が(って新世紀になっちゃいましたが)テーマになっているような夢ウツツな作品が多い。『壊音』は絶版になっているので最初に読むなら『天国の扉』か。盗作疑惑以来静かになってしまいました。

篠原一書評ページ

最新書評:2003年5月12日

最近読んだ篠原一の本

『きみよ わすれないで』

表紙

発行
2001年2月 河出書房新社 135頁 1365円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
きみよ わすれないで
評価
★★★

「私は私を殺すために生まれてきた」というような自罰癖はいつもどおりだが、旋律の美しさには磨きがかかっている。狂ってゆくピアノと質量のある闇と。一つの結論へ生き急ぐのではない結末は選べないものだろうか。

『アウト トゥ ランチ』

表紙

発行
2001年4月 集英社 253頁 1680円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
ホーム、スイートホーム / ピジョン・ブラッド / ブラインド・アレー (ほか)
評価
★★★

「死」ではなく「死体」を突きつける短編集。冷蔵庫にあつらえたように収まった女は酷く物質的で、勝手に想像される死を演じるのみだ。著者の趣味だけで書ききった感があるが、あえて遠回りの道を選んでる気もする。

篠原一を読んだことがないなら・・・

初めて手に取るならこれ!

表紙

『天国の扉』

マイベスト作ならこれ!

表紙

『壊音』

客観的代表作はこれ!

表紙

『壊音』

まずはここからどうぞ。

篠原一 +α情報

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