高橋源一郎の100字レビュー

プロフィール&ガイド

高橋源一郎(たかはしげんいちろう)―1951年広島県尾道市生まれ。横浜国立大学経済学部中退。1982年『さようなら、ギャングたち』でデビュー。1988年『優雅で感傷的な日本野球』で第1回三島由紀夫賞、2002年『日本文学盛衰史』で第13回伊藤整文学賞受賞。

デビュー当時、ポップ文学、ポストモダンの旗手として脚光を浴びる。文芸時評から競馬評論までこなす。彼の作品はなぜか続々と絶版になっていて、なんとかしてほしいものだ。日本文学をしょって立ってる人だと思ってるから。少なくとも『さようなら、ギャングたち』『虹の彼方に』『ジョン・レノン対火星人』の初期三部作は普通に読めるようにし ておいていただきたい(・・・と言ってる間に講談社文芸文庫になりました)。初めて読むなら、古本屋で見つけてこの順がお勧め。一時ぱったり作品出なくなったと思ったら最近はまたやる気見せてます。『ゴーストバスターズ』が転換点ですな。

高橋源一郎書評ページ

最新書評:2007年11月4日

最近読んだ高橋源一郎の本

『読むそばから忘れていっても 1983‐2004 マンガ、ゲーム、ときどき小説

表紙

発行
2005年2月 平凡社 261頁 1680円 購入
NDC
726(絵画・書道>漫画 挿絵 童画)
目次
ペンギン村、則巻アラレ様 / ぼくも、マンガも、夏バテ気味 / 大友克洋 VS 高野文子 (ほか)
所要
3時間
評価
★★

マンガ、特に少女マンガへの造詣で名高い著者だが、この2002〜03のものが数本あるだけでほとんどが80年代なエッセイがまとまって出てくると、マンガ評論よりもこのゆるさを許容した時代感のほうが貴重な資料かよと。

『ニッポンの小説 百年の孤独

表紙

発行
2007年1月 文藝春秋 451頁 2350円 購入
NDC
910(日本文学>日本文学)
目次
プロローグ――ニッポン近代文学、百年の孤独 / その小説はどこにあるのですか? / 死んだ人はお経やお祈りを聞くことができますか? (ほか)
所要
5時間40分
評価
★★★

小説論。さすが源一郎、垂直に掘り下げるねと思ってたら中盤から同じ所を回り続けてるよう。「文学的である/ない」とは何かって、例えば中原昌也を引用しながら論じるのだが、そりゃ言語化した答えは出ないだろう?

高橋源一郎を読んだことがないなら・・・

初めて手に取るならこれ!

表紙

『さようなら、ギャングたち』

マイベスト作ならこれ!

表紙

『さようなら、ギャングたち』

客観的代表作はこれ!

表紙

『日本文学盛衰史』

まずはここからどうぞ。

高橋源一郎 +α情報

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