最近読んだデビット・ゾペティの本
『アレグリア』

- 発行
- 2000年6月 集英社 193頁 1260円 購入
- NDC
- 913(日本文学>小説 物語)
- 目次
- アレグリア
- 所要
- 2時間20分
- 評価
- ★★★
カナダでバレエを磨く日本人少女と、日本で暮らすアメリカ人画家との交流を通じて、異文化のなかでの居場所と「帰るべき場所」を探す物語。バレエからフラメンコへ心が移ってゆくあたり、なかなかぐっとくるシーン。
『いちげんさん』

- 発行
- 1996年12月 集英社 190頁 1223円 購入
- 発行
- 1999年11月 集英社文庫 215頁 420円 購入
- NDC
- 913(日本文学>小説 物語)
- 目次
- いちげんさん
- 評価
- ★★★★
盲目の少女に小説を朗読して聞かせる留学生の愛と失意。排他的な街で苛立ちを少しずつ貯蓄してゆく「外人」の心の震えが丁寧に描かれる。視線という小道具も上手い。賛否両論かもしれないが彼の比喩の癖は結構好き。