綿矢りさの100字レビュー(すべて)

綿矢りさ書評ページ

『インストール』

表紙

発行
2001年11月 河出書房新社 119頁 1050円 購入
発行
2005年10月 河出文庫(1編を追加) 192頁 399円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
インストール
評価
★★★

小学生と組んで風俗チャットのバイトを始める女子高生の日常回復作戦。女子高生の日記みたいな文体で突っ込みどころ満載なのだが、だんだん気持ちよくなってくる緩さで。つまり町田康文体の一変種なのかもしれない。

『蹴りたい背中』

表紙

発行
2003年8月 河出書房新社 140頁 1050円 購入
発行
2007年4月 河出文庫 192頁 399円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
蹴りたい背中
評価
★★★★

弾かれた者同士の惹かれる気持ち、「蹴りたい」としか表現できない気持ち。その微妙な処にポツンと落ちる文章、格段と力を増した感じ。それでいて「女子高生文体」も生きてるから口の端で笑うみたいなムード、良い。

『夢を与える』

表紙

発行
2007年2月 河出書房新社 308頁 1365円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
夢を与える
所要
4時間50分
評価
★★★

芸能界を駆け抜ける少女アイドルの夢と挫折に仮託しながら、自分が本当にやりたいことはなんだろう?って物語。前二作とは文体を意識的に変えたため魅力的なアクが落ちちゃった感もあるのだが、読みやすくなってる。

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