『ニュースキャスター』

- 発行
- 2001年1月 幻冬舎 346頁 品切 購入
- 発行
- 2002年2月 幻冬舎文庫 411頁 品切 購入
- NDC
- 913(日本文学>小説 物語)
- 目次
- 第一章 予兆 / 第二章 行為 / 第三章 情愛 (ほか)
- 評価
- ★★★★
テレビ報道という世界と、そこに関わる人々の闇を描いたノンフィクションノベル。医師殺害犯から番組に電話が掛かってくる。敬愛するキャスターに自分を知ってほしくて。人気キャスターの抱える荷物はこんなに重い。
『ジーンリッチの復讐』

- 発行
- 2001年9月 メディアファクトリー 493頁 絶版 購入
- NDC
- 913(日本文学>小説 物語)
- 目次
- 第一章 小さな世界 / 第二章 DNAの危機 / 第三章 神と悪魔のバトル (ほか)
- 評価
- ★★★
遺伝子改良を施され「人間から逸脱した」子供達が世界に復讐するストーリー。進化論の果てに楔を打ちつけるSFだが、ネット時代の神話としてデジタルに世を包括する手法には共感を覚える。ラインの先に神はいるのか?
『僕らに魔法をかけにやってきた自動車』

- 発行
- 2001年9月 講談社 269頁 絶版 購入
- NDC
- 537(機械工学・原子力工学>自動車工学)
- 目次
- クルマを買うと、世界が変わる / ポルシェ・ボクスターSとiBookとデッド・ビーンベアは、未来の幸福の香りを放っている / ぼくが今いちばん気に入っているフォード・フォーカス1600GHIA (ほか)
- 所要
- 1時間50分
- 評価
- ★★★
ローバー・ミニやジャガーSに乗ってはそのマシンに詰まった哲学を観るシリーズ。Macはともかく明恵上人の話までこの文脈で語るんで車好きじゃない人も可。でも彼がヴィッツに惹かれるなんて意外だと思わないか。
『死ぬな、生きろ。 アイデンティティ・クライシス』

- 発行
- 2002年7月 小学館 220頁 1470円 購入
- NDC
- 914(日本文学>評論 エッセイ 随筆)
- 目次
- 第1章 すべては「911」から始まった / 第2章 遺伝子への旅 / 第3章 いま静かに階段を下りてゆく (ほか)
- 評価
- ★★★
9・11以降、生きることと死ぬことの意味を改めて問い直す。「無理するなよ」って救いはともかく宗教的な話はやはり狭くなる気がする。「ロックからブッダへ」なんて涼しい顔で言えちゃうのがこの人の強みではある。
『歓喜の歌』

- 発行
- 2003年3月 幻冬舎 289頁 品切 購入
- 発行
- 2004年10月 幻冬舎文庫 357頁 680円 購入
- NDC
- 913(日本文学>小説 物語)
- 目次
- 第一章 出会い / 第二章 薔薇の香りに誘われて / 第三章 太陽も月もない暗い夜 (ほか)
- 評価
- ★★
カード会社の調査部に勤める男と、借金と過去を抱えた女の愛。男の欠損感によって否応なしにもたらされる純愛は悲しみを湛えているけど希望に向かう余地はある。いかんせん三文記事風の「過去」と「事件」が何とも。
『黒革と金の鈴』

- 発行
- 2003年7月 ヘッドロック 205頁 1470円 購入
- NDC
- 913(日本文学>小説 物語)
- 目次
- 黒革と金の鈴 / ナチュラル・ライダーズ / 19回目の神経衰弱 (ほか)
- 所要
- 2時間
- 評価
- ★★★
携帯メールで配信された短編集。SMや赤ちゃんプレイなどの特殊系エロが多数なのだが、すべて恋愛小説と捉えたい。表題作も「老い」の意識が切なくつらい。車とマックは当然として、久しぶり?にバイクのモチーフも。
『希望のマッキントッシュ』

- 発行
- 2003年12月 太田出版 237頁 品切 購入
- NDC
- 007(総記>情報科学)
- 目次
- Windows帝国軍に包囲されながらサバイバルするために / 眠れない夜は暗い部屋でデジタルドラッグを一服 / デジタルドラッグとしてのiTunes (ほか)
- 所要
- 2時間50分
- 評価
- ★
「今こそマックだ」と高らかに謳うためには「思想がいいよね」だけではもうダメな気がする。せっかくiPodやiTunesの話もしてるのだから気分で語るのじゃなく。アングラ話も「今どき?」感。誤植の多さがダメ押しで。
『イージー・ゴーイング 頑張りたくないあなたへ』

- 発行
- 2004年10月 アメーバブックス 244頁 絶版 購入
- 発行
- 2005年7月 アメーバブックス(新装版) 244頁 絶版 購入
- NDC
- 914(日本文学>評論 エッセイ 随筆)
- 目次
- ありのままの自分を知るには、どうすればいいの? / 悲しみ上手になる方法 / 愛されたいと願うあなたへ (ほか)
- 所要
- 2時間20分
- 評価
- ★★★
著者の文体には昔からブログ的な話法があったけど、こちらはブログエッセイを本にしたもの。喫茶店での雑談みたいな距離感で「頑張らなくてもいいんだよ」と、優しい言葉がテーブルに落ちてる。ユルいのが美点の友。
『夜の果物、金の菓子』

- 発行
- 2006年3月 幻冬舎 321頁 絶版 購入
- NDC
- 913(日本文学>小説 物語)
- 目次
- 一章 ガセ先生の啓示 / 二章 銀座<ノアール>のナンバーワン / 三章 眠るように死んでしまえたなら (ほか)
- 所要
- 4時間10分
- 評価
- ★★★
裏社会や政財界との関係性にまみれた旧態を壊そうとあがく男と、銀座老舗クラブのNo.1ホステスの恋。一部モデルのある企業小説、経済小説でありながら、何も明らかになってないような気がするのが「金の支配」像で。