吉村萬壱の100字レビュー

プロフィール&ガイド

吉村萬壱(よしむらまんいち)―1961年愛媛県松山市生まれ。京都教育大学卒業。2001年『クチュクチュバーン』で第92回文学界新人賞、2003年『ハリガネムシ』で第129回芥川賞受賞。

最新書評:2007年5月13日

最近読んだ吉村萬壱の本

『クチュクチュバーン』

表紙

発行
2002年2月 文藝春秋 157頁 1300円 購入
発行
2005年8月 文春文庫(1編を追加) 224頁 530円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
クチュクチュバーン / 人間離れ
所要
2時間
評価
★★

人が人でなくなってゆく過程、あるいはその結末を見せつける短編集。グロテスクで異形な、欲望の粘膜が外向きに突き出たようなぐちゃぐちゃさが良い意味でも悪い意味でも堪らん。読後感の悪さに思わず評価下げたり。

『ハリガネムシ』

表紙

発行
2003年8月 文藝春秋 137頁 1200円 購入
発行
2006年8月 文春文庫(1編を追加) 280頁 600円 購入
NDC
913(日本文学>小説 物語)
目次
ハリガネムシ
所要
1時間40分
評価
★★★

高校教師とソープ嬢の人格毀損プロセス。責任回避型の人物ばかりを配して、皆が相手の痛みにも、自分の感情にも無頓着でやりきれない。変な部分を擦られたような不愉快さでいっぱいになる。それが目的の作品だから。

吉村萬壱 +α情報

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