トップ > 物語の舞台への旅 > ヨーロッパ > 平野啓一郎『葬送』の舞台
19世紀、革命のパリ。ショパンとドラクロワのパリ。日本では江戸後期、まだチョンマゲな時代のパリ。
歴史の表舞台に立つことをやめてしまった国という印象が、現代のヨーロッパ諸国には漂っていて(個人的見解)、フランスもまた然り。現代のパリに比べ、この頃の「パリ」のほうが存在感があります。
ドラクロワの『民衆を導く自由の女神』は、動の時代にあったパリがしっかり刻まれてますね。
『民衆を導く自由の女神』はみんな見たことあるでしょうけど↓このへんとかに。(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%AF
そういえば彼のデビュー作『日蝕』での舞台は15世紀のフランスでした。自ら「ロマンティック三部作」と呼ぶ、『日蝕』『一月物語』、そして『葬送』。ロマンティックな時代のロマンティックなパリです。
この記事は2005年10月16日のものです。
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