川上弘美『光ってみえるもの、あれは』の舞台

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野崎島では、夏の今ごろには蛭が無数に発生すること。ときどきはマムシも出ること。昔は島の頂上にある沖神嶋神社だけでなく、途中にある中社でもおおがかりな祭をおこなったこと。湧き水は濁っているので、島に渡るときには水が必要なこと。おじいさんはゆっくりと説明してくれた。(中公文庫)

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[五島列島][小値賀][長崎]

川上弘美『光ってみえるもの、あれは』

長崎沖、五島列島の北部にある野崎島。廃村跡を鹿が飛び回り、由緒ある社も荒れ放題。というのは小説中の情景ですが、実際にもそうなのですよね? 島旅心を誘います。古くから大陸との中継地であったエリアですから、興味深いものがありそうですね。

主人公の少年は友人と二人で、沖神嶋神社を目指します。神社を訪れる前と後とではいろんなものが変化してしまっている――という村上春樹的な展開をみせる、小説の山場のひとつです。

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この記事は2007年03月03日のものです。