島田雅彦『退廃姉妹』の舞台

表紙

――そうですか。島田にはお茶と材木以外にはこれといった名物もないんですけどね。
――大井川があるじゃないですか。
――まぁ、橋がなかった頃はね、雨が降れば、越すに越されぬ大井川ですから、足止めされた旅人で賑わったでしょうけどね。(文藝春秋)

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表紙

[静岡][島田]

島田雅彦『退廃姉妹』

東京から神戸へ向かう列車、島田でふらりと途中下車する後藤と有希子。戦後すぐの物語だから新幹線はなく、島田、彦根で投宿しながらゆっくり進みます。

島田では大井川を越えたらもう戻れないような気がする・・・というシーン。

江戸の頃は引用文の台詞どおり、川渡しの足止めで賑わった島田宿。現在は島田宿大井川川越遺跡として復元された町並みがあったりします。

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この記事は2007年11月18日のものです。