池澤夏樹『アマバルの自然誌』の舞台

表紙

 村でいちばん大きな御嶽の奥に、崖の上に生えてその崖沿いに根を下ろしたガジュマルがある。御嶽というのは神域、まあ社殿なき神社と思っていただきたい。
 しばらく見ていないと思って行ってみた。ガジュマルは以前のとおり奇怪な姿だったが、キジムナーが棲むにはちょっと小さい。(光文社文庫)

池澤夏樹『アマバルの自然誌』のマップを読み込み中...

表紙

[沖縄][南城]

池澤夏樹『アマバルの自然誌』

1998年から2004年にかけて著者が住んでいた沖縄県南城市(の旧知念村)で自然を観察する本。村名は明かさずに古い言い方でアマバル(安間原)と呼ぼうかなというタイトルですが(あとがきで知念村だと書いてる)、アマバルでも安間原でもググるとこの本の情報しか引っかかりません。これ地名として本物ではないのでしょうか?

旧知念村は沖縄南部の東側、知念半島の突端です。引用文にある御嶽は「斎場御嶽」で、琉球王国で最高位の拝所だったもの。

斎場御嶽などが世界遺産となった今日ではかなり整備が進んだ(つまり自然が減った)らしいですが、この本に書かれた鳥や虫たちはその数を減らしていくのでしょうか。

>> 池澤夏樹の100字レビュー

この舞台へのコメント

まだコメントはありません。

コメントはどなたでもお気軽に。

送信
 

この舞台へのトラックバック

トラックバックURL

この記事は2007年12月02日のものです。