吉田修一『初恋温泉』の舞台

表紙

 暖房の効いたタクシーに乗り込むと、辻野は、「う〜、さぶっ」と一度身震いしてから、「あの、道の駅の『虹の湖』ってところまでお願いします」と運転手に告げた。
 雪を払っていないような髪をした運転手が、「ああ、青荷温泉のお客さん?」とすぐに尋ねてくる。(集英社)

吉田修一『初恋温泉』のマップを読み込み中...

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[黒石][青荷温泉][青森]

吉田修一『初恋温泉』

「白雪温泉」より。

夫婦でやってきた青荷温泉。青森県にある秘湯の一軒宿の温泉です。ランプの宿。

この小説集には5つの温泉宿が出てくるんですが、そのなかの1軒です。取材として実際に泊まって書かれたとのことですので、ランプの明かりだけでの食事とか描写としてはリアルです。

離れ(十方堂)の部屋に泊まるんですけど、襖一枚へだてた隣室に他のお客さんがいる、のですね。びっくりして仲居さんに尋ねると「それが何か?」風な。いやいや、秘湯ってそんなもんやで。

青荷温泉
http://www.yo.rim.or.jp/~aoni/index.htm

>> 吉田修一の100字レビュー

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この記事は2008年04月19日のものです。