襟裳岬 - 松尾スズキ『ぬるーい地獄の歩き方』

物語の舞台 - 襟裳岬(北海道 幌泉郡えりも町)

『襟裳岬』の「何もない~春です~」っていう歌。あれ、本当。何もないんですよ。自衛隊の駐屯地があるだけなんですよ。あと、灯台。

北海道の日高山地から南に突き出した岬、襟裳岬。「何もない春です」というのは森進一が歌った「襟裳岬」の歌詞ですが、そんな何もないところに彼は何をしにきたのかと言えば、昆布漁バイト。

昆布の山地、襟裳岬で住み込みバイトする学生時代の地獄を、北原万誠氏が語っています。

掲載日:2010-04-10
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

襟裳岬について

襟裳岬(えりもみさき)は、北海道幌泉郡にある岬である。


[名称]

地名の由来には、アイヌ語で「岬」を意味する「エンルム」または「ネズミ」を意味する「エルムン」などの説がある。

様似町に位置するエンルム岬も語源を共有しているとされる。


[地理]

えりも町えりも岬に属し、太平洋に面する岬である。北緯41度55分28秒、東経143度14分57秒。北海道の形を大きく表徴する自然地形の一つである。

日高山脈の最南端であり、太平洋に向かって南へ突き出しており、沖合い7キロメートルまでの海上には岩礁が点在する

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