若林城

物語の舞台への旅

若林城 - 佐伯一麦『ア・ルース・ボーイ』の舞台

若林城(宮城県・仙台市若林区)

写真

十分ほど走ると、ぐるりと張り巡らされた刑務所のコンクリート塀が見えてくる。そこは、はるか昔は伊達政宗の晩年の居城だった。いまでは、それは、一部残っている堀に面影を残しているだけだが。そして、M化学工業の工場があるあたりは処刑場だったという。

伊達政宗晩年の居城、若林城は仙台市若林区、現在は宮城刑務所になっている場所にありました。堀の形はほとんどそのまま残っているほか、「若林城跡」の碑がバス停のそばに立ちます。

城跡が現在刑務所になってるという例はそう多くないんじゃないかと思いますが、堀など「外敵が攻めにくい」構造になってる城郭を、「中から外へ出られない」刑務所として利用するとはなかなか洒落た(?)転用です。

作中では、主人公の新聞配達区域がこの周辺で、日々この刑務所の塀を横目に早朝の街を走ります。

若林城について

若林城(わかばやしじょう)は、17世紀前半に日本の仙台藩領・陸奥国宮城郡若林城下町の小泉にあった日本の城(平城)である。西側に隣接する仙台城下町には本城である仙台城があったが、同城とは別に寛永5年(1628年)に伊達政宗のために造られ、寛永13年(1636年)に彼の死とともに廃された。江戸時代には若林薬園となり、薬草が栽培された。現在の仙台市若林区古城にあり、堀跡と土塁を残したまま、土塁の上に高い塀をめぐらせ宮城刑務所として用いられている。

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