島田宿

物語の舞台への旅

島田宿 - 島田雅彦『退廃姉妹』の舞台

島田宿(静岡県・島田市)

写真

――そうですか。島田にはお茶と材木以外にはこれといった名物もないんですけどね。
――大井川があるじゃないですか。
――まぁ、橋がなかった頃はね、雨が降れば、越すに越されぬ大井川ですから、足止めされた旅人で賑わったでしょうけどね。

東京から神戸へ向かう列車、島田でふらりと途中下車する後藤と有希子。戦後すぐの物語だから新幹線はなく、島田、彦根で投宿しながらゆっくり進みます。

島田では大井川を越えたらもう戻れないような気がする・・・というシーン。

江戸の頃は引用文の台詞どおり、川渡しの足止めで賑わった島田宿。現在は島田宿大井川川越遺跡として復元された町並みがあったりします。

島田宿について

島田宿 (しまだしゅく、しまだじゅく、旧名「嶋田宿」)は、東海道五十三次の23番目の宿場である。

現在の静岡県島田市。大井川の左岸(江戸側)にあるため、増水で大井川の川越が禁止されると、お伊勢詣りなどの江戸から京都方面へ上る旅客が足止めされ、さながら江戸のような賑わいをみせた。長雨により、滞在費と遊興費に所持金を使い果たすことも珍しくなかった。そのため、所持金が無くなったり宿が満員になった際に家を借りた名残で、島田の旧・東海道沿いには御仮屋という地名がある。

「箱根八里は馬でも越すが 越すに越されぬ 大井川」と詠われた、東海道の難所の一つである。

大井川上流から切り出された木材の集積地としても発展。元禄期には運河が開削され、栃山川、木屋川を経て、和田湊(現在の焼津漁港南部)から江戸に運ばれた。

*JR東海道本線 島田駅

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