
石山から和歌山市方向へ進んで、さらに南紀をまわって新宮・本宮へ。

石山寺
石山。今日の目的地は石山寺。紫式部が『源氏物語』の構想を練ったという「源氏の間」が残る。文学の香りがそこはかとなく漂う悪くない環境だ。紫式部はここから見える月に魅せられたというが、どうなんだろう。多宝塔も美しい。天然記念物の硅灰岩が露出し「石山」となっている。

建部神社
近くにある建部神社。日本武尊を祀る。瀬田川沿いに静かにたたずむ。ひとりぼっちだ。
京都で宿泊。

和歌山城
和歌山へ入る。和歌山城へ。市街中心にどっしりとかまえる。徳川頼宣入城後、紀州徳川家の居城となった。吉宗の生育地でもある。

淡島神社
和歌山から南海加太線に乗って淡島神社へ。海水浴場もあり明るい雰囲気の中、ここだけ異質な雰囲気を放つ。
「人形供養」で有名なのだ。奉納された人形がずらり並ぶ様子はかなり怖い。そういう意味でお気に入り。日本人形だけでなく、実に様々な「捨てたいけど捨てられない」ものが納められている。つまり「生命の形を模したものには生命が宿る」ということ。写実的であればあるほど、そこには魂が入ってしまう。

動物の置物も供養
たとえばこれ。狸、犬の陶器製置物。霊供養の信仰というよりも処分に困っただけという気配濃厚。

仮面も供養
あるいは仮面なんてのも。こういうのを奉納しにくる人ってなんなんだ。あるいは下着なんかも奉納されている。うーん、やっぱり捨てづらいものを持ち寄ってるだけなのかなぁ。

紀三井寺
気を取りなおして紀三井寺。長い石段を登った、和歌浦湾が見渡せる高台にある古刹。桜の名所。
スーパーくろしおで新宮へ出る。