
かっぱの湯
野辺地から下北半島へ入る。シーズンに入ったばかりの恐山でほとんどの乗客が降りる中、下北鉄道の終点まで。さらにバスに乗って、奥薬研温泉。はるばるやってきたのはやはり温泉のためだ。
バス停のそばにあるかっぱの湯。怪我をした慈覚大師を河童が温泉へ浸からせた、という伝説によるもの。川脇の露天風呂だ。入湯無料で混浴。底は掘りぬかれた岩で、座るとごつごつしている。岩の隙間はコケでぬめっている。お湯は刻々とその温度を変え、急激に熱くなったりする。河童の像がある。皿が乾いていたので湯をかけてやった。静かだ。

廃線跡
突如現れる廃線跡。ヒバ林の中にあるので、伐採用の貨車でも通ったのか。木漏れ日の中、線路を歩く。結局どこまで続いているのか分からないまま、つり橋で川を渡る。

薬研渓流
大畑川の渓流。周辺は奥薬研修景公園として整備されている。川原に下りて読書をする。どちらにしても帰りのバスまで5時間あるのだ。まる一日、消費してしまうのだ、ここで。

夫婦かっぱの湯
修景公園にはレストハウスがあり、そこにやはり無料の露天風呂がある。こちらは男女別で、夫婦かっぱの湯と名づけられている。だが味わいという点では混浴かっぱの湯が断然上だ。こちらはかなり混雑していたため、このアングルでしか撮れなかったのだが、本来は右手にある湯滝を入れるべき。
レストハウスでは簡単な食事が取れる。何もないのではと下界からパンを買ってきていたのだが、心配はいらなかった。大畑名物のいかすみらあめんなども売っている。
バスで戻り、特急、新幹線と乗りついで仙台まで。ホテルが埋まっていたのでカプセルホテルに入る。向い側ののボックスのオヤジがしょっちゅう店員を呼び出しては「そういうサービスはやっておりませんので・・・」と言われていた。

福島駅
フリーきっぷが切れてしまったので、乗車券を買って鈍行を乗りつぐ。福島、郡山、小山と途中下車して駅前をぶらついて帰るだけ。3軒の古本屋を見つけた郡山の一人勝ちだが、写真は福島駅。(了)