トップ > 旅行記 > リベンジ・ザ・小諸62キロ

長野県小諸市から長野市まで62キロをただ歩く大会に参加してきました。1998年は途中リタイアという屈辱を味わったので、今年はと頑張り、見事完歩しました。

スタート地点
昨年同様、和太鼓隊が出迎えてくれるなか、意気揚揚とスタート。途中、寅さん記念館?なんかがあったり。

海野宿
各チェックポイント(CP)、サービスポイント(SP)で水分補給。海野宿は味わいある宿場町風情だけれど暗くってよくわからない。
腹が減ったのでコンビニへ寄るとイナゴの群れが通過したあとのように棚は空っぽ、しようがないので吉野家で牛丼食ったりする。

上田城
いいペース。チームメイトとは初手から離れてるのでウォークマンなど聞きながら。やっぱりこう、観光地を通過させるということに、観光協会的ないやらしさが漂う。
まだまだ余裕。静か。
寝ている仲間を発見したり。変化の少ない国道沿い。
立ち止まりもしないで通過。そろそろ疲れが出始めるか。太腿と股関節が何か訴え始めるも、聞こえないふりをする。

戸倉
小学生はここがゴール。それなりに賑やかなムード。コーンスープが出る。
しかし、ここからですよ、大変なのは。真っ暗闇のサイクリングロードがここから10キロほども続くのだ。町中を歩いているときにはお店の看板とかいろいろ眺めながら多少なりとも気分転換もできるし進んだ距離も実感できるのだが、サイクリングロードでは歩いても歩いても道しかない。消耗が激しい。
川沿いのサイクリングロードが続く。1キロほど歩いては座りこみ、足のマッサージなどする。
昨年はここでリタイア。真っ暗。とりあえずここを通過しないことには雪辱戦の意味がない。マラソンの人はこの距離を走りきっちゃうんだからスゴイもんだねぇ。
延々とサイクリングロード。風景が変わらないということがどれほどつらいものか。リンゴがもらえたのはここなのかどうかもあやふや。

戸倉
空が白んでくる。疲労がピークに。眠い。これは何かの罰ゲームなんだろうか?
ついにダウン。2時間眠る。もうここでリタイアしてもいい、と思う。しかし、再び歩き出すのだ、目的もなく。
死んだように眠る人々。足を引きずりながら歩く亡霊のような小集団。
なんだか全部が悪い嘘のよう。スタッフもそろそろ飽きてきてる。
ゴール間近。遠くに善光寺が見え出してからが長い。

善光寺
ゴール!
嬉しい! 泣いた泣いた。って言ってもこの文章じゃあ伝わらんだろうなぁ。人間の体、60キロも歩くようにはできてません。神が人間を創ったのは60キロ歩かせるためではありません。これほど疲れ果てて、意識も朦朧としながらも、それでも達成感はあります。善光寺を前にして、心身の健康を祈ります。

願い事を書いた絵馬を奉納
完歩証明書が出る。絵馬を奉納できる。蕎麦がある。ゴールしたものの特典はそれだけ。賞金も賞品も出ない。
というわけで、みなさん、来年も開催されるかどうかは知りませんが、興味ある方は要チェック。(了)