10年ぶりのリベンジ伊勢詣(5)

5月4日(5日目) 津・白子を、まぁ、地味に

谷川士清旧宅

谷川士清旧宅の展示品

北上することにしました。へ。津新町で電車を降り、谷川士清(たにがわことすが)旧宅を訪ねます。江戸時代の国学者で、日本初の動詞活用表である「和語通音」はこれはちょっとすごいことなのかもしれない、と思います。それら、著作物などが展示されています。

ゴールデンウィーク半ばなのに他に客もいなくて暇なのか、館長が付きっ切りで案内してくれます。もう出ようというのに「この戸、見てください、鍵がこう付いているんですよ」とか戸を開け閉めしてみせてくれたり、まぁ熱心な方ではある。

奥ではおばさんが二人額を突き合わせて古文書を読んでる。研究なのか勉学なのかは分かりませんでしたが、「この字は『志』かしら?」とか。

津城跡

市中心部になる津城跡

そのまま歩いて津城跡へ。小ぢんまりとしたただの公園です。藤堂高虎の銅像が立っているのですが、10年前に来たときと同じアングルで写真撮ってみたりも。

昼食後、こちらもただの公園の津偕楽公園を経て、三重県立博物館へ。絶滅危惧種の説明や、化石の展示など。オオサンショウウオが飼われているのですが、今日は1ヶ月ぶりの餌やりの日ということで、みなで見物。いや、見ていけって言うのよ。ぶつ切りの魚を竹に挟んで近づけるとバクッと食いつく・・・そういうショー(?)です。

三重県立美術館

県立美術館入り口

自転車の女子高生を追いかけるようにさらに歩いて三重県立美術館へ。エドゥアルド・チリーダ展を展開中。抽象的な形をした鉄・土での作品が中心です。この人は空間芸術のようなので、本来的には「見上げる」もしくは「見渡す」作品のはずで、小さな鉄片を「見下ろす」のはまた違ったものなのかもしれない、と思いました。

常設展でも「これは!」というものはあまりなかったかな。美術に詳しいわけではないので適当なこと言うてますが。

子安観音寺

子安観音寺。不断桜は見てません

白子エリアへ。電車で鼓ケ浦まで移動。子安観音寺を詣でる。ここは一年中葉が絶えないという不断桜で知られるのですが(花が絶えないという話もありますが正解は葉が絶えない、か?)それはこれ書いてる帰宅後に知ったのでぜんぜん見てません・・・。何をしに行ったのか。

子安観音という見どころがあるらしいという話だけで、鼓ケ浦で降りてみました。そんな風にして小さなスポットをしらみつぶしにしています。もう何の旅なのか分かりませんね。

鼓ケ浦のネコ

鼓ケ浦のネコに挨拶

子安観音は訪ね終わってしまったので、とりあえずこの周辺ではもう行くべきところはないことになるのですが、それじゃあまりにも寂しいので地図を見ながら海に向かって歩くことにしました。海を眺めながら本を読んでても構いませんしね。

近くに猫がいたので挨拶。この旅で見た唯一の猫かもしれない。昔は犬派だったのに、最近はすっかり猫派になってしまいました。すぐ横のお店の猫らしく、写真を撮って去ろうとしてると「変なおっさんに写真撮られたー。わー。」と店の中へ入ってわめいていました。

鼓ケ浦海水浴場

鼓ケ浦海水浴場

そのまま海に出ます。鼓ヶ浦海水浴場。ビーチバレーのグループ、波打ち際で足をぱちゃぱちゃしてるファミリー、並んで座るカップル、平和な春の海です。

その後は電車で一駅移動、白子駅から伊勢型紙資料館へ。型紙と、それを使って染めた布などを展示。受付のおばちゃんは「○○さんが漬物持ってきてくれたから取りに来てくれ」と近所のおばちゃんを呼びつけて談笑してたり、親戚の家に遊びに来たようなムードです。

すみません、後半旅程ぐだぐだですね。謝っておきます。

四日市まで出て宿泊。

5月5日(6日目) 帰路

午後になったら新幹線混みそうだな、と思って午前中にはもう帰路に着く。よってこの日は何もないのです。(了)