金沢能登北陸、帰省旅(2ページ)

旅行記

2008年6月14日(3日目) 金沢

金沢城跡
金沢城跡

金沢です。兼六園周辺エリア、金沢城公園へ。前田利家の居城跡。私は金沢から電車で1時間ほど北に行ったところにある七尾で生まれ育ったのですけど、大学進学で東京に出るころまで、この金沢城跡は「金沢大学キャンパス」だったのですよね。金沢大学が移転して城跡として整備されたあとって、だから、あまり知らないんです。

そういう意味では「加賀百万石の城下町」と言いながら、城の整備がすごく遅れてた町だったんです。今回、復元された櫓とか初めてみました。広い城内に白壁が美しく広がっててなかなかいい感じです。

本丸跡は森になってます。森? 大学キャンパスだった時代に植物園になってたとかで、再現された菱櫓とその周りが広々と芝生公園になってるのに本丸が森ってどうなの。まぁこれはこれで森林浴して歩けるのでいいんでしょうかね。

そんなこと言ってまわりながら近年再建された菱櫓とかは写真にも撮ってなくて、あとで写真確認したら昔からある石川門しかない。あれ?

兼六園の徽軫灯籠
兼六園の徽軫灯籠

続いて兼六園へ。日本三名園のひとつにして金沢を代表する景勝地。加賀歴代藩主が造り上げた四季折々に美しい庭園、ですけど6月は半端な時期? そんなことないよね。日本三名園はすべて行ったことがありますが、地元の贔屓目(?)を抜きにしても、兼六園が一番でしょ。

徽軫灯籠(ことじとうろう)なめの霞ヶ池、という風景はパンフレットなどでよく知られたアングルで、やっぱり絵になりますね。ここから撮れば誰でも金沢らしい写真が撮れます。紅葉の頃だともっとキレイでしょう。

霞ヶ池は園内で最も大きな池で、この池を一回りするだけでいろんな風景に出会えます。池の上に庵が浮いてるように見える内橋亭もよいです。じっくり見て歩くと結構時間がかかりますね、広いから。

スイミング・プール
スイミング・プール

兼六園を出ると、すぐ前に金沢21世紀美術館があります。2004年にできた現代美術館で、丸い印象的な建物です。壁がガラス張りで開放感があって、中の展示室も不思議な配置。近年にできた美術館では結構話題になりましたね。

このときの特別展はロン・ミュエック展でした。人間の体を恐ろしく精緻に表現した造形で、そのひとつひとつが恐ろしくでかい。展示室を移るたびに「うっわー」って声出るような。その後、テレビなどで見ることもありましたが、この金沢の展覧会が日本初の大規模展だったんだって。

写真は、常設展示の「スイミング・プール」です。上から見ると、プールの水の底に人が座り、歩いてるように見えます。このプールの底にも入ることができて、今度は自分が「プールの水の底にいる人」として鑑賞されることになる、みたいな体感型展示。おもしろいね。

美術館の前の広場では子供たちがきゃあきゃあ走り回ってるような、全体的に明るい美術館です。

海鮮丼
海鮮丼

金沢の繁華街、ショッピングゾーン香林坊・片町もぶらぶら歩いて。

武蔵ヶ辻にある近江町市場へ。生鮮食品を中心とした市場で庶民の台所。金沢へ来たら海の幸でしょ、ということで昼食に。行列になってたけど頑張って並んで、ようやくありついた海鮮丼&ビール。うまいうまい。

この日も金沢駅に近いホテルで宿泊。夕食に、ネットで見つけた旨そうな店を訪ねたら満席、別の店に入ったんだけどこちらも旨し。

2008年6月15日(4日目) 和倉

徳田駅
徳田駅

この日は実家へ向かったのでした。私の実家の最寄り駅は七尾線の終点七尾の一個手前、徳田駅。無人駅です。なんにもないところです。

かろうじて観光スポットと言えるところとしては院内勅使塚古墳というものが駅のすぐそばにあります。わりと大きな石室があって、石室内にも自由に入れる方墳です。私の子供のころにはだいぶ荒れてたんですが現在は整備されてるみたいです。

今回は立ち寄ってないです。実家に寄っただけ。

旅館のショー
旅館のショー

七尾にほど近い、全国でも有数の高級温泉街、和倉温泉が今日の宿泊地です。有名な加賀屋……は高くて泊まれないので、姉妹館にあたる「あえの風」というところ。

ここの名物は、夕食時のショー。吹き抜けになった丸い舞台空間を取り囲むように二階建ての個室食事処があり、食べながら鑑賞します。日舞から宝塚チックなものまで。舞台はせりあがったりもして、なかなか強烈なものがあります。そのインパクトに霞みがちなんですがもちろん食事はどれもおいしいです。北陸の幸満載です。

2008年6月16日(5日目) 七尾

七尾湾
七尾湾

翌日はまた和倉温泉から七尾の市街地へ出ました。港町、七尾。子供のころはよく裏山で引っこ抜いてきた竹笹で竿作って釣りとかしてました。観光的にはほとんど何もないので昔も今も静かな港町です。

通った高校がそばにあるので気まぐれに訪ねてみたら、校舎が建て替えられてて、グラウンドも何やら工事中。まるっきり様子が違っててひるむ。20年近くも経てばそれはそうか。新しい校舎を見上げて呆けてたら職員室からちらちら視線が届く。尋問される前に去ることにします。

能登食祭市場
能登食祭市場

港きわにある能登食祭市場で昼食。ここは食事処、土産店、生鮮食品市場などが合わさった施設です。

一角には市内の祭りの展示もあります。毎年ゴールデンウィークにやる青柏祭という祭り。「でか山」と呼ばれる山車は日本最大規模、なのですがあまり知られていない祭りです。ここでは模型や写真などで紹介されています。ホンモノはかなりスゴイのでぜひ皆さんにも見てもらいたいところ。

というようなことで東京への帰路に着きます。(了)

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