岡崎祥久『ファンタズマゴーリア』

書誌情報

  • ファンタズマゴーリアふぁんたずまごーりあ
    岡崎祥久おかざきよしひさ
    2014-09-30
    講談社
    ミラーワールドの少年マルテは三つの世界を巡る。姿が変わり時を超えても、愛するリヱカに会えるのか?著者の新境地を開く大冒険譚!
    ミラーワールドの少年マルテは、友人の実験に協力するために降り立った地上世界で、リヱカという人間の少女に出会う。リヱカは友情の印にとんぼ玉をマルテにわたし、マルテはお返しに時間を折りたたむことができるピーナツをわたす。元の世界に戻ろうとしたマルテは、なぜか未来の地上世界に行ってしまい、孫娘と暮らす老婦人となったリヱカと再会する。リヱカは50年間、ピーナツを大切に持っていたのだった。

    マルテは賢い猿のイススリウス師に導かれ、女王リルンカ一世が統べる地中世界アタラクシアへ。マルテは前世の姿である少女マルタとしてよみがえり、ジャッカルの頭を持つマルコシアスや、多くの翼を持つ乙女マリ=ジャンヌら異形の仲間たちと合流する。軍隊に追われる仲間たちを救うべく、マルタは二つの剣を手にして立ち向かう。女王が聖なる生き物と敬う蝉の分身パンベロ―と共に、マルタたちは地上世界を経てミラーワールドへ戻ることを決意する。

    しかし、仲間たちは地中世界へ行った記憶を喪い、一人ずつ姿を消していくのだった。最後のひとりとなったマルタは、再びリヱカと会うことは出来るのか?

    とんぼ玉に導かれて、三つの世界を巡る少年マルテ。姿が変わっていても、時が経っていても、愛する人と再び会うことはできるのか――?  世界と時空を超える想いを壮大なスケールで描いた、著者の新境地を開く大冒険譚!

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