白石一文『火口のふたり』

書誌情報

  • 火口のふたりかこう の ふたり
    白石一文しらいしかずふみ
    2015-06-08
    河出書房新社 河出文庫
    結婚式を控えて、従兄の賢治と久しぶりに再会した直子。しかし彼は、かつて快楽のすべてを教わった、直子の初めての男でもあったー。挙式までの五日間、理性と身体に刻まれた記憶の狭間で、ふたたび過去へと戻っていくふたり。出口の見えない、いとこ同士の行きつく先は?恋愛小説の名手・白石一文が描く、極限の愛。

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