山田詠美『明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち』

書誌情報

  • 明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたちあす しぬ かも しれない じぶん そして あなたたち
    山田詠美やまだえいみ
    2013-02
    幻冬舎
    ひとつの家族となるべく、東京郊外の一軒家に移り住んだ二組の親子。澄生と真澄の兄妹に創太が弟として加わり、さらにその後、千絵が生まれる。それは、幸せな人生作りの、完璧な再出発かと思われた。しかし、落雷とともに訪れた“ある死”をきっかけに、澄川家の姿は一変する。母がアルコール依存症となり、家族は散り散りに行き場を失うがー。突飛で、愉快で、愚かで、たまらなく温かい家族が語りだす。愛惜のモノローグ、傑作長篇小説。

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