横尾忠則『横尾忠則千夜一夜日記 = TADANORI YOKOO THE THOUSAND AND ONE NIGHTS DIARY』
書誌情報
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横尾忠則千夜一夜日記 = TADANORI YOKOO THE THOUSAND AND ONE NIGHTS DIARY2016-06-15日本経済新聞出版社80歳を迎える美術家が毎日綴った「千」の昼と夜。絵を描く。散歩する。本を読む。蕎麦屋とぜんざい。アトリエにやってくる人と話す。猫と戯れる。躰の悲鳴を聞くとすぐに病院へ。小旅行で卓球三昧。鮮明な夢と不眠…80歳を迎える今も海外から個展・展覧会でひっぱりだこの横尾さんが綴った1036日の日常。虚実一体が「私」であると公言する美術家の生活は規則正しい反復でありながら、時に生と死の境界を超えて、ピカソ、キリコ、デュシャンから、現存の美術家、ミュージシャン、作家、医師、メダカや蟻まで様々な表現者が行き交う交差点になる。そこに新たな作品が生まれる。