西村賢太
西村賢太の新刊・近刊情報
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2022-06-13講談社 講談社文芸文庫昭和七年一月、芝公園内で窮死した私小説作家・藤澤清造。その三十五年後に生まれ、「歿後弟子」を自称した西村賢太は、その作品の文学的価値を説き、...
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2022-05-24KADOKAWA 角川文庫芥川賞を受賞後、『苦役列車』が映画化し、執筆とテレビ出演による多忙な日々を送る著者。締切に追われながらも、行きつけの店に通い、担当編集者と打...
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2022-05-13講談社 講談社文庫父親の性犯罪によって罪なき罰を背負わされた北町貫多。犯罪加害者家族は一度解体し、瓦礫の中から再出発を始めていた。だが、七年の歳月を経て出所す...
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2020-12-24KADOKAWA 角川文庫無頼を貫き、芝公園で狂凍死した藤澤清造。その代表作が初刊から100年を経て蘇える。明治の末期を背景に、貧窮に夢も自由も奪われる青年の悲哀を描...
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2019-08-18講談社 講談社文芸文庫一夜 けた違いの事 秋風往来 狼の吐息 刈入れ時 母を殺す 愛憎一念 予定の狼狽 赤恥を買う 雪空 此処にも皮肉がある 土産物の九官鳥 乳首...
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2019-07-24KADOKAWA 角川文庫一夜 ウィスキーの味 刈入れ時 女地獄 母を殺す 犬の出産 殖える癌腫 ペンキの塗立 豚の悲鳴 槍とピストル 敵の取れるまで 恥 噓
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2019-05-15講談社 講談社文庫芝公園で狂凍死した大正期の私小説作家・藤澤清造。その“歿後弟子”となった西村賢太が綴る“師”の孤影と残像。交感する魂の響き。さらに下町、江戸...
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2019-01-24KADOKAWA 角川文庫こんな青春も、存在するー。17歳。中卒。日雇い。人品、性格に難あり。しかし北町貫多は今日も生きるー。無気力、無目的に流浪の日々を送っていた貫...
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2017-04-07徳間書店 徳間文庫世の不徳義を斬り、返す刀でみずからの恥部をえぐる。この静かで激しい無頼の流儀ー。煙草とアルコールをかたわらに、時代遅れな“私小説”の道を突き...
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2016-11-25KADOKAWA 角川文庫雑事と雑音の中で研ぎ澄まされる言葉ー鴬谷での独立生活の思い出にはじまり、若き日の読書・映画体験、日々の労働を綴った未完の半自叙伝である表題作...
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2016-07-05集英社白衣を着てコック帽をかぶった北町貫多は、はじめての飲食店でのアルバイトにひそかな期待を抱いていた。日払いから月払いへ、そしてまっとうな生活へ...