梨木香歩

梨木香歩プロフィール&ガイド

梨木香歩(なしきかほ)―1959年生まれ。鹿児島県出身。児童文学作家、絵本作家。

1994年「西の魔女が死んだ」で作家デビュー。

1995年『西の魔女が死んだ』で第28回日本児童文学者協会新人賞、2005年『沼地のある森を抜けて』で第5回センス・オブ・ジェンダー賞、2006年同作で第16回紫式部文学賞、2010年『渡りの足跡』で第62回読売文学賞(随筆・紀行賞)受賞。

気軽に手に取る文庫なら『西の魔女が死んだ』から。

関連作家・似てるかも作家:若菜晃子 小沢さかえ 千早茜 キャスリン・O・ガルブレイス 山尾悠子 高山なおみ 野中ともそ

梨木香歩おすすめ本ベスト

  1. 『家守綺譚』表紙
    化かし狸も懸想する百日紅も河童も、薄墨の筆先から花々がぽんぽん飛び出るようなカラフルな水墨画。異界を語る言葉と雰囲気の作りこみが素晴らしく、不可思議でありながらすっと落ちる物語に安心してのめり込める。
    文学(小説)

梨木香歩レビュー一覧(5冊)

  1. 『村田エフェンディ滞土録』表紙
    トルコに留学して考古学を究める村田。発掘現場で羅馬硝子を掘り当てて学問的興奮を誘うシーンから、『家守綺譚』に繋がる騒々しき神々のエピソード、国家が香る&時代が動くって大河まで、色彩鮮やかで惚れるねぇ。
    文学(小説)
  2. 『家守綺譚』表紙
    化かし狸も懸想する百日紅も河童も、薄墨の筆先から花々がぽんぽん飛び出るようなカラフルな水墨画。異界を語る言葉と雰囲気の作りこみが素晴らしく、不可思議でありながらすっと落ちる物語に安心してのめり込める。
    文学(小説)

梨木香歩の新刊・近刊

  • 梨木香歩『炉辺の風おと』表紙
    梨木香歩
    2023-10-26
    毎日新聞出版 毎日文庫
    他の誰でもない、自分の生を生きていく。大転換の時、八ケ岳の山小屋から〈新しい日常〉を探る地球視線エッセイ。
  • 梨木香歩/鹿児島睦『蛇の棲む水たまり』表紙
    梨木香歩/鹿児島睦
    2023-10-07
    ブルーシープ
    「陶芸家の鹿児島睦さんの展覧会が開かれます。新作の器を見て、そこからお話を作っていただけませんか」依頼を受けた作家の梨木香歩さんは、色や形の...
  • 梨木香歩『歌わないキビタキ : 山庭の自然誌』表紙
    梨木香歩
    2023-09-26
    毎日新聞出版
    暗雲漂う時代。小さな山小屋の庭でー四季折々の光と影、生の哀歓、自然の連関から滴り落ちる言葉が、新たな“人の道”を切り拓く。深く五感に響き渡る...