戸梶圭太

戸梶圭太プロフィール&ガイド

戸梶圭太(とかじけいた)―1968年生まれ。東京都出身。小説家。

社会派作品から娯楽性の高い時代小説やSF小説も書く。

1998年『ぶつかる夢ふたつ』(『闇の楽園』と改題)で第3回新潮ミステリー倶楽部賞受賞。

不条理さ、猥雑さ、性急さ、好き嫌いの分かれそうな作家ではありますね。

戸梶圭太レビュー一覧(3冊)

  1. 『the TWELVE FORCES』表紙
    世界を破滅に至らしめる環境汚染とそれに立ち向かう科学者達のストーリーで、こう見ると硬い話になってもおかしくないのにハチャメチャでドラッギー。戦闘シーンもただ書きたいから入れましたという感。でも楽しい。
    文学(小説)
  2. 『溺れる魚』表紙
    刑事と幹部社員とヤクザと過激派が入り乱れての捕物アクション。ストーリーや描写も崩壊しながらもパワーで圧殺。この不毛さ。登場人物たちさえも置き去りにすっ飛ばす終盤のスピードは、ちょっと理不尽すぎないか?
    文学(小説)

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