島田雅彦『溺れる市民』レビュー

書誌情報

島田雅彦『溺れる市民』表紙
溺れる市民おぼれるしみん
2004/10
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:苛酷な感覚 / 美脚に捧ぐ / 夢のレコード (ほか)

レビュー

欲望と誘惑が結託したこの街での日常的な転落を描く連作。人肌の水の中、このまま溺れてよいものかと背中を冷たくする必要ももうない。初級編から上級編まで後半になるごとに難度が上がるが僕らは易々と飛び越える。
読了:2004/12/05

商品詳細&購入情報