辻仁成『旅人の木』レビュー

書誌情報

辻仁成『旅人の木』表紙
旅人の木たびびとのき
1992/01
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:旅人の木

レビュー

両親が急死し、10年前から行方不明の兄を探す主人公。彼を知る人達から伝えられる新しい兄像。独自の価値観を持つ兄への憧憬は自分を見つめる手掛かりだ。作家として腰を据えてやろうという意志が静かに燻る四作目。
読了:1993/02/01

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