中上紀『悪霊』レビュー

書誌情報

中上紀『悪霊』表紙
悪霊あくりょう
2002/08
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:悪霊

レビュー

大音量のガムランとバリの熱気のなか、悪霊に憑かれた者、神に魅入られた者たちが踊る。著者は、スタイルじゃなくアジアの湧気が本当に好きなんだなと思わせる。日本とバリを往復するストーリーも緩急があってよい。
読了:2006/03/12

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