星野智幸『最後の吐息』レビュー

書誌情報

星野智幸『最後の吐息』表紙
最後の吐息さいごのといき
1998/01
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:最後の吐息 / 紅茶時代

レビュー

メキシコの熱と匂いと色彩。蜜のしたたる濃密な文体は中上健次ばりの息苦しさで、眩暈してるうちに場面は大きく跳躍している。見失うなよと身をくねらせる魚の残影が快い。併録の「紅茶時代」は途中で見失ったけど。
読了:2006/10/08

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