中上紀『夢の船旅』レビュー

書誌情報

中上紀『夢の船旅』表紙
夢の船旅ゆめのふなたび
父中上健次と熊野
2004/07
NDC:910 | 文学>日本文学>日本文学
目次:私の原風景「国道四二号線」 / 父の残映 / 熊野の胎動 (ほか)

レビュー

「父と熊野」に本腰入れて向かい合った初めての書。血族の業を描いた健次がその娘によって描きなおされるとき、また新たな熊野が現れる。社に祭りに蝉の声、なんて深い森の国か。『鳳仙花』ほかの読解も充実してる。
読了:2006/10/29

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