丸山健二『安曇野の白い庭』レビュー
書誌情報
安曇野の白い庭
2000/04
NDC:914 | 文学>日本文学>評論 エッセイ 随筆
目次:祖父の土地へ / 防風のための樹を植える / 土の匂いと、緑の風を肌で感じて… (ほか)
レビュー
庭造りに励む老人のガーデニングエッセイ。魂を注ぎこむ気迫が文体からも伝わってくるが、虫のついた杉に往生したり薔薇の色を吟味したり、世界は小さい。建て替えのための植え替えとか、実用的に読める部分もある。
読了:2007/11/04