川上弘美『どこから行っても遠い町』レビュー
書誌情報
どこから行っても遠い町
2008/11
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:小屋のある屋上 / 午前六時のバケツ / 夕つかたの水 (ほか)
レビュー
東京郊外、少しずつ重なりあってる住人たちの生活を描く連作。「関係性」に不倫が多すぎる一方で、あまり感情移入しない書き方になってるので、町のスケッチに留まってる感じはする。心象そつなく読後感は悪くない。
読了:2012/09/30