山川健一『窓にのこった風』レビュー

書誌情報

山川健一『窓にのこった風』表紙
窓にのこった風まどにのこったかぜ
1982/06
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:窓にのこった風

レビュー

なぜか村上春樹に似ていると感じた長編。アトリエに残された作品を手掛かりに、突然消えてしまった妻を捜す。「閉塞感」とそこから出ようとする衝動を感じさせる、内省的ストーリー。彼の作品では珍しく文学臭濃厚。
読了:1993/01/01

商品詳細&購入情報