重松清『幼な子われらに生まれ』レビュー

書誌情報

重松清『幼な子われらに生まれ』表紙
幼な子われらに生まれおさなごわれらにうまれ
1996/07
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:幼な子われらに生まれ

レビュー

バツイチ同士の夫婦。血のつながらない娘と、すでに他人となった実の娘。父親のありかた、家族の姿、そして幸せの形を手探る長編。「私たちは、本当に家族なのか?」と独白する父に捧ぐ。揺らめく愛情描写に感動だ。
読了:2000/12/01

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