池澤夏樹『バビロンに行きて歌え』レビュー

書誌情報

池澤夏樹『バビロンに行きて歌え』表紙
バビロンに行きて歌えばびろんにゆきてうたえ
1990/01
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:夜の犬 / 老獣医 / ブルー・プレート (ほか)

レビュー

国を逃れ日本へ上陸した若い密入国者。気づけば音楽をやっている。ロックバンド物語になっている。誰もが他人で、当たり前に孤独だ。人や異文化とぶつかって溶け合う時に出る不協和音、傷つきやすくて強いのが青春。
読了:1997/06/01

商品詳細&購入情報