いとうせいこう『幻覚カプセル』レビュー

書誌情報

いとうせいこう『幻覚カプセル』表紙
幻覚カプセルげんかくかぷせる
絶望居士のためのコント
1992/12
NDC:912 | 文学>日本文学>戯曲
目次:一場 自己否定する霊 / 二場 告知 / 三場 強情将軍 (ほか)

レビュー

「絶望居士」のコント集。キルケゴールの『死に至る病』を主低音にしているとかはどうでもいいことで、吉田戦車系不条理の笑いが満載。テレビ的でもあるが。隕石の影響で耳(?)の大きくなってしまった男の話がいい。
読了:1992/12/01

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