花村萬月『屠られし者、その血によりて』レビュー

書誌情報

花村萬月『屠られし者、その血によりて』表紙
屠られし者、その血によりてほふられしものそのちによりて
1991/02
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:I 月の光 / II サマー・タイム / II 流氷 (ほか)

レビュー

修道院で殺人兵器として育てられた美貌の少女たる紫苑、指令通りに「神の敵」を消して行くことに疑問を感じ始める。アクション映画風に人が殺されてくのを見て楽しむべき一冊。ラストシーンは確かに絵として美しい。
読了:2002/03/01

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