花村萬月『ヘビィ・ゲージ』レビュー
書誌情報
ヘビィ・ゲージ
1993/04
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:歓喜の歌 / ドランカー / 狐の秋 (ほか)
レビュー
短編集。どれも重くて参ってしまうのだがやはり「ナッシング・バット・ザ・ブルース」が秀逸だ。この溢れんばかりの哀しみはどうだ。怪しげなヴードゥ娼館のイメージが強力に爆ぜる。結局皆どこまでも他所者なんだ。
読了:1999/01/01