村上龍『トパーズ』レビュー

書誌情報

村上龍『トパーズ』表紙
トパーズとぱーず
1988/10
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:トパーズ / 公園 / 受話器 (ほか)

レビュー

著者自身が映画化もした中期の代表作。官能分野のひとつの頂点でもある。風俗嬢の一人称で描かれた文体はぬめり、拡散する。セクシャルな哀しみを湛えた世界に、やり場のない怒りに似た感情に襲われる。衝撃の12編。
読了:1993/04/01

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