藤沢周『スモーク・オン・ザ・ナイフ』レビュー
書誌情報
スモーク・オン・ザ・ナイフ
1999/02
NDC:914 | 文学>日本文学>評論 エッセイ 随筆
目次:『ゾーンを左に曲がれ』の頃。 / 歌舞伎町という生き方 / 「世界」との駆け引き (ほか)
レビュー
芥川賞への道のりってことにもなる初のエッセイ集。歌舞伎町に実存を見てしまうような初期の硬さが、徐々に和らいでゆく過程が面白い。鎌倉への転居という生活の推移が、作風の変化と直結してるのも素直な人である。
読了:2001/05/01