小野正嗣『マイクロバス』レビュー

書誌情報

小野正嗣『マイクロバス』表紙
マイクロバスまいくろばす
2008/07
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:人魚の唄 / マイクロバス

レビュー

知的障害の男がバスを走らせる海岸線。主人公にコミュニケーションの出口がないせいで、重層的な土地に点描される記憶だけが連なる静やかな作品。一読して何が起こってるのか分からない。閉塞する地の異物という絵。
読了:2011/07/10

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