池上永一『黙示録 下』

書誌情報

  • 黙示録 下もくしろく
    池上永一いけがみえいいち
    2017-05-25
    KADOKAWA 角川文庫
    謝恩使を成功させ、琉球に凱旋した了泉は一挙に富と名声を得るが、成功を受け止めきれずにいた。一方、清国から冊封使としてやって来た徐葆光をもてなすため、踊奉行の玉城朝薫は究極の舞踊である「組踊」を創作。琉球の芸術を究めるため、2人の天才舞踊家を用いて完成に近づけようと目論む。王の身代わりとなる「月しろ」は、果たして了泉か雲胡か?傑作『テンペスト』を凌駕した、“琉球サーガ”の到達点、遂に文庫化!

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