喜多嶋隆『江ノ電を待ちながら』

書誌情報

  • 江ノ電を待ちながらえのでんをまちながら
    喜多嶋隆きたじまたかし
    2026-07-24
    KADOKAWA 角川文庫
    各駅停車の江ノ電は、観光客や地元の人を乗せて、今日も湘南の海沿いをゆっくり走る。オリンピック強化選手に選ばれなくても、ひたむきに練習を重ねるビーチバレーの選手に出会った青年が、忘れかけたていたサッカーへの情熱を取り戻していく「夢をほおばっていた」。観光客でにぎわっている極楽寺駅で、小さな神社の娘が、参拝客を呼び寄せるために突飛なアイディアを思いつく「君に捧げるイエスタデイ」。稲村ケ崎で生まれ育った女性が、モデルになり多忙な日々を送っているが、クラスメイトとの再会でふと潮風の中での生活を思い出す「人生の途中下車」など。人生のターニングポイントでふと立ち止まった人々が、新しい一歩を踏み出す姿を描く、温かな連作短編集。 目次 夢を、ほおばっていた 君に捧げるイエスタデイ プラットフォームで深呼吸 海風のアトリエ パイナップル畑よ永遠に あとがき

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