池沢夏樹『科学する心』

書誌情報

  • 科学する心かがく する こころ
    池沢夏樹いけざわなつき
    2023-01-24
    KADOKAWA 角川ソフィア文庫
    科学が日常から遠くなってしまった。暮らしの道具は、便利ではあってもブラック・ボックスとなった。しかし科学とは、五感をもって自然に向き合う姿勢ではなかったか。料理、日時計、昆虫、宇宙から、生命の誕生、進化論、原子力、人工知能までーー。法則と一回性、抽象と具体、科学と文学の間を自由に思索し、ときにその境界をラディカルに揺さぶる科学随筆13編。新たな書き下ろし「環世界とカーナビと心の委員会」を収録。解説・中村桂子 ・ウミウシの失敗 ・日時計と冪とプランク時代 ・無限と永遠 ・進化と絶滅と愛借 ・原子力、あるいは事象の一回性 ・体験の物理、日常の科学 ・知力による制覇の得失 ・『昆虫記』と科学の文学性 ・「考える」と「思う」の違い ・主観の反逆、あるいは我が作品の中の反科学 ・パタゴニア紀行 ・光の世界の動物たち ・環世界とカーナビと心の委員会  文庫解説 中村 桂子

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