諏訪哲史『アサッテの人』

書誌情報

  • アサッテの人あさって の ひと
    諏訪哲史すわてつし
    2010-07-15
    講談社 講談社文庫
    吃音による疎外感から凡庸な言葉への嫌悪をつのらせ、孤独な風狂の末に行方をくらました若き叔父。彼にとって真に生きるとは「アサッテ」を生きることだった。世の通念から身をかわし続けた叔父の「哲学的奇行」の謎を解き明かすため、「私」は小説の筆を執るが…。群像新人文学賞と芥川賞のダブル受賞。

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