田中慎弥『美しい国への旅』
書誌情報
-
美しい国への旅2026-07-17集英社 集英社文庫“濁り”で満ちたこの世界。 少年は母の仇討ちと司令官暗殺の旅に出た。 この国はガスマスクなしでは外出できないほどの“濁り”で覆われていた。 濁りの中心には“あの兵器”の実用化を企む司令官がいる基地があるという。 「あいつらを全部、ちゃんと、殺しなさい。」言い遺した母の仇討ちのために旅立った14歳の僕は、道中、司令官を殺しに西へ向かう女兵士ハセガワに出会い、同行することを決意し……。 訪れ得るこの世界の予言の書ともいうべき、禁断の黙示録。